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光回線を乗り換えようとすると、「転用」「事業者変更」「新規」といった言葉が出てきます。どれを選ぶかで、工事がいるかどうかや電話番号がそのまま使えるかが変わります。
この記事では、NTT東日本の公式サイトの情報(2026年11月時点)をもとに、4つの手続きの違いを元業界人がわかりやすく解説します。
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先に結論:今の回線 → 乗り換え先で決まります
・フレッツ光 → 光コラボ(ドコモ光・ソフトバンク光など)=転用(原則工事なし)
・光コラボ → 別の光コラボ=事業者変更(原則工事なし)
・NTT以外の回線の一部 ⇔ 光コラボ=光回線再利用(工事はあるが、今の引き込み設備を使える場合がある)
・それ以外(光回線がない、独自回線から乗り換えなど)=新規(開通工事が必要)
そもそも「光コラボ」とは?
光コラボ(光コラボレーションモデル)は、NTT東日本・NTT西日本の「フレッツ光」の回線を借りた会社が、自社のサービスと組み合わせて提供する光回線のことです。ドコモ光、ソフトバンク光、ビッグローブ光、楽天ひかり、おてがる光などがこれにあたります。
回線そのものはNTTの光回線なので、光コラボどうし、またはフレッツ光から光コラボへの乗り換えは、基本的に工事なしで切り替えられます。店頭では「光コラボ」「コラボ光」と呼ぶことが多いです。
逆に、auひかりやNURO光のようにNTTの光コラボではない回線から光コラボに移るときは、原則として工事が必要になります。
4つの手続きの違い(一覧)
| 手続き | どこからどこへ | 工事 | お客さまID・ひかり電話番号 |
|---|---|---|---|
| 転用 | フレッツ光 → 光コラボ | 原則なし | そのまま |
| 事業者変更 | 光コラボ → 別の光コラボ(またはフレッツ光) | 原則なし | そのまま |
| 光回線再利用 | シェアドアクセス回線 ⇔ 光コラボ | あり(引き込み設備を使い回せる場合がある) | 手続き先に確認 |
| 新規 | 光回線なし・独自回線などから | あり | 新しくなる |
※転用・事業者変更でも、同時に引っ越し(移転)やタイプ変更をすると、工事が必要になったり、電話番号が変わったりすることがあります(NTT東日本公式より)。
転用とは:フレッツ光から光コラボへ
フレッツ光を使っている人が、「お客さまID」や「ひかり電話番号」はそのままで、光コラボの会社のサービスに切り替えることを「転用」といいます。
- 手続きは、NTT東日本(西日本)と、乗り換え先の光コラボの会社の両方で行います
- プロバイダのコース変更が必要になることがあります
- 転用したあと、もう一度フレッツ光に戻す場合は「新規」の契約になり、手数料などがかかります(NTT東日本公式より)
事業者変更とは:光コラボから別の光コラボへ
光コラボを使っている人が、別の光コラボの会社に工事なしで移ることを「事業者変更」といいます。お客さまIDとひかり電話番号は、変わらずに使えます。
事業者変更の手順
- 今契約している光コラボの会社に連絡して、「事業者変更承諾番号」を受け取る
- 乗り換え先の光コラボの会社に、承諾番号を伝えて申し込む(承諾番号の有効期間内に)
- 会社どうしで手続きが進み、切り替え日に完了
切り替え日の前日までは、今の光回線をそのまま使えます。承諾番号の受け取り方・期日・手数料は、今契約している会社や乗り換え先によって違うので、それぞれの公式サイトで確認しましょう。
元業界人のひとこと:事業者変更は、思っているほど難しい手続きではありません。承諾番号をもらって、乗り換え先に伝える。基本はこれだけです。
光回線再利用とは:NTT以外の回線との間で設備を使い回す
「シェアドアクセス」と呼ばれる回線(NTTの設備を借りて提供される、光コラボ以外の光回線)と光コラボの間で乗り換えるとき、今の引き込み設備を再利用できる手続きです。
- 撤去工事がいらず、切り替えの工事が1回で済むのがメリット
- ただし、設備の状況によっては新しく引き込む工事や撤去工事が必要になる場合もあります
- 今契約している会社から「光回線再利用承諾番号」を受け取り、乗り換え先に伝えて申し込みます。NTT東日本のシステム上の有効期限は、発行日から15日間です
- 手続きは、契約者本人が行う必要があります
たとえばauひかり ホームの一部は、光コラボとの間でこの手続きに対応しています。対象になるかは、今の会社と乗り換え先の両方に確認しましょう。
工事がいらない人・工事が必要な人
原則、工事がいらない人
- フレッツ光から光コラボに変える人(転用)
- 光コラボから別の光コラボに変える人(事業者変更)
工事が必要な人
- 今、光回線がない人(新規)
- auひかり・NURO光など、光コラボではない回線から乗り換える人(新規、または光回線再利用)
- 転用・事業者変更と同時に、引っ越しやタイプ変更をする人
auひかりから楽天ひかりへの乗り換えは、auひかりから楽天ひかりへ乗り換える手順と注意点でくわしく解説しています。
乗り換える前に確認したい5つのこと
- スマホのセット割が外れる:たとえばドコモ光からほかの光コラボに変えると、ドコモのスマホのセット割はなくなります。光回線が安くなっても、スマホ代が上がって合計では高くなることがあります
- セット割のためのオプションの料金:セット割の条件として入っているオプションがある場合、乗り換えで料金の扱いが変わることがあります。今の契約内容を確認しましょう
- 今の会社の解約金と、最終月の料金:工事なしで切り替えられても、今の会社との契約は解約です。契約解除料や工事費の残りがかかることがあります
- プロバイダのメールアドレス:今の会社のメールアドレスが使えなくなることがあります。残せる場合もあるので、事前に確認を
- レンタル機器の返却と再設定:Wi-Fiルーターなどが変わる場合、インターネットの接続設定をやり直すことがあります
事業者変更に対応している光回線の例
事業者変更で乗り換えるなら、スマホとのセット割で選ぶのが基本です。スマホのセット割がない人は、契約期間のしばりがない光回線も選択肢です。
- ソフトバンク・ワイモバイルの人:ソフトバンク光
- ドコモの人:ドコモ光(@niftyなどプロバイダを選べる)
- セット割がない・また引っ越すかもしれない人:おてがる光
どれがいいか迷ったら、5つの質問で目安がわかる光回線かんたん診断や、スマホ別おすすめ光回線早見表を使ってみてください。
まとめ
- フレッツ光 → 光コラボは「転用」、光コラボ → 光コラボは「事業者変更」。どちらも原則工事なしで、IDと電話番号はそのまま
- NTT以外の回線の一部と光コラボの間は「光回線再利用」。工事はあるが、設備を使い回せる場合がある
- それ以外は「新規」で、開通工事が必要
- 工事がなくても、セット割・解約金・メールアドレス・機器の再設定は事前に確認
手続きの細かい条件や手数料は会社によって違います。申し込み前に、今契約している会社と乗り換え先の公式サイト、NTT東日本の事業者変更のページを確認してください。
